創価学会第三代目会長、創価学会インタナショナル(SGI)会長など歴任された
池田大作さんが2023年11月15日夜半、老衰のため新宿区内の居宅にて
お亡くなりになりました(享年95才)
創価学会名誉会長を就任された池田大作さんとはどんな人だったのでしょう?
池田大作ってどんな人だったの?
池田大作のWikipedia読んだけど全然どんな人か分からんかった
— 吉永 (@KSMNYSNG) November 18, 2023
池田大作しか、亡くなったのか
正直、小さい頃から名前は聞くがどんな人?って感じでしか無かったんよなぁ…
ご冥福をお祈りします
— りずた (@Listy922) November 18, 2023
池田大作さんが正直どんな人だったのか、あまり詳しくは知られてないようですね。
ではプロフィールから見ていきましょう!!
池田大作・プロフィールはこちら
池田大作・経歴
1928年(昭和3年)1月2日に海苔製造業を営む一家の五男として生まれる。
第2次世界大戦の渦中で過ごした少年時代に空襲の恐怖、長兄の戦死など
多感な時期に心に刻まれた戦争への怒りが生涯の平和行動の原点となる
創価学会を世界的に発展
これまで世界54カ国、地域を訪問しアーノルド・J・トインビー氏(イギリス・歴史学者)ネルソン・マンデラ(南アフリカ・元大統領)、ワンガリン・マータイ氏(ケニア・環境保護活動家)をはじめ、各国の指導者、文化人、学者等と会見、対談を重ねる。またハーバード大学、フランス学士院をはじめ世界の主要な大学・学術機関で講演。その幅広い平和、文化、教育活動により世界の大学、学術機関より名誉博士・名誉教授を授与されている。「国連平和賞」をはじめ受賞多数。モスクワ大学、ボローニャ大学などから名誉博士号の称号も贈られている。引用:創価学会公式サイトより
苦闘の青春時代に生涯の師との出会い
青春時代は肺病との闘いで、後に妻である池田香峯子の談話では三十歳まで生きられるかどうか
分からなかったそうです。
病と悪戦苦闘する中、トルストイ、ユゴー、ゲーテ、ホイットマン等の文学に出会い、詩を創作し人生の意義に
ついて考えさせれる日々であったそうです。
1947年(昭和22年)8月、小学校の友人に誘われ初めて創価学会の座談会に出席し、そこで生涯の師となる
戸田城聖先生と出会い、19才の時に入会。
平和活動とSGIの設立
1960年(昭和35年)5月3日、第三代会長に就任され、同年10月に学会員の激励のため初めて北・南米を訪問。
1974年(昭和49年)社会体制やイデオロギーの壁を超え、
池田先生は中東諸国や当時のソ連なども訪問されてます。
1975年(昭和50年)1月26日には、世界51か国・地域のメンバーがグアム島に集い、
創価学会インタナショナル(SGI)が創立され、池田先生がSGI会長に就任、
国籍、民族を超えて世界の人々と語らい同時に友情を広げる対話行動に対し、
「国連平和賞」などの栄誉が贈られています。
作家・詩人・哲学者として小説『人間革命』の執筆
戦争の悲惨さを、いやというほど味わった地、沖縄の地から1964年(昭和34年)に執筆が始められました。
『人間革命』は恩師である戸田城聖先生の生涯と創価学会が一大民衆運動へと発展していくドラマを
綴った全12巻の作品です。
「一人の人間における偉大な人間革命はやがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも
可能にする」との主題で、宿命に泣いていた人々が信仰を根本として蘇生していく姿が描かれています。
また『法華経の知恵』をはじめとする仏法哲学の解説書も多数出版。
さらに池田先生は数多くの長編詩を発表しており、1981年(昭和56年)世界アカデミーから
「桂冠詩人」の称号を贈られました。
教育者として創価学園をはじめ教育機関の設立
池田先生は、生徒たちに「お父さん、お母さんを大切に!」「生涯学びの道を」といつもこう呼びかける。
「知識の切り売りではなく、人間としての幸福の道を共に歩んでいく事が教育者の務め」と仰ってます。
教育の第一義は子供の幸福にあるとの「創価教育学」を打ち立てた初代会長・牧口常三郎先生、
第二代会長・戸田城聖先生の遺志を継ぎ、創価教育の学舎である「創価学園」(中学・高校)を東京に設立。
各学校には「英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな」などのモットーや建学の指針が掲げられ
学生、生徒らに「学問は民衆の幸福のためにある」との哲学を教示してます。
また青少年向けの、主に中学生を対象とした対話集『希望対話』では
「”いじめ”は、いじめてる側が100%悪い」などの主張を展開され、
「社会のための教育から教育のための社会へ」など、数々の教育提言も発表されています。
平和活動家として、世界の首脳、識者との対話
大歴史家トインビー博士が池田先生に「21世紀に向かって、このような対話を続けていっていただきたい」と
託された言葉です。
1972年(昭和47年)トインビー博士との対談から、池田先生の世界各国の首脳や識者、また文化人との
本格的な対話が始まりました。
中国の周恩来首相、ソ連のゴルバチョフ大統領ら首脳とは「世界平和への国家、民族を超えた友情の連帯」を
巡ってまた音楽家のメニューイン氏、美術史家のルネ・ユイグ氏らとは「人間の精神性と芸術」を語らい
宇宙飛行士と「宇宙のロマン」の対談を繰り広げるあなど、あらゆる分野の人物と対話をされてきました。
このほか池田先生はハーバード大学やモスクワ大学など世界の最高府で講演も行い、人類の未来のための
メッセージを発表されてます。
1983年(昭和58年)以来、毎年「SGIの日」である1月26日に記念提言を発表し「環境国連」や
「核廃絶のための特別総会」の開催など、世界の平和と地球の未来へ向けての具体的提案を行ってきました。
池田大作の名言10選をご紹介!
どんなに高度な知識を持っても、それを人間の幸福のために生かす知恵がなければ、知識は役に立たないばかりか、むしろ危険でさえある。
信念は目に見えない。
しかし、信念こそが歴史を一歩前へと前進させる無限の力を持っている。
勝つことだけが人生ではない。
勝とうと背伸びして道理にはずれてしまっては何にもならない。
負けないという人生は、永久に勝ちである。
勝つことよりも負けないことの方が、偉大な勝利なのだ。
自然を破壊することはそのまま、人間自身を破壊することに通じていく
恩を知り、恩に感謝し、恩に報いようと生きる時、人間は自分自身を豊かに高めていくことができる。
「仲良くしていこう」と思える人は幸せである。
社会の矛盾を嘆くだけでは何も変わらない。
まず自分自身が強くなり、賢くなり、輝いていくことだ。
それが必ず社会を変革する力となる。
自分だけの幸福もなければ、他人だけの不幸もない。
人を幸福にした分、自分も幸福になる。
変わらぬ友情は、いかなる宝よりも尊い。
真面目と努力に徹した人ほど強い者はいない。
どこまでも地道な歩みを貫いた人に、人生最終の栄冠は輝く
どれも生きていく上で励みになる勇気を頂けるお言葉ですね!!
まとめ
今回、2023年11月15日にご逝去された、創価学会名誉会長である池田大作さんの経歴について
調べてみました。
多感な時期に心に刻まれた、戦争の恐怖、怒りが生涯の平和活動への原点であった方だと強く思いました。
また同時に巨大組織のリーダーとしてだけではなく、宗教家として高い倫理観を持った人物であったことも
理解できたのではないでしょうか。
心からご冥福をお祈りいたします。
こんな拙い記事に貴重なお時間を本当にありがとうございます!!
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